【お知らせ】ロシア情勢による建材・設備関連の影響は？

皆さま、こんにちは。
今も緊迫した状況が続くロシアとウクライナの情勢。連日各メディアの情報から、日本にいる私たちには想像もできないほどの悲惨な現状が映し出されるたび恐怖や憤り、悲しみという感情が込み上げてきます。
一刻も早く、二国間の停戦とウクライナに早く平和な日常が戻るのを願うばかりです。

▮住宅建築関連資材の価格高騰の長期化

さて、この長引くロシアによるウクライナ侵攻は世界中の様々な業界で深刻な影響を及ぼし始めています。
各国がロシアへの経済制裁を表明したことで、原油価格高騰、小麦価格値上がりなど世界経済が大きく変動していることから、私たち国民の生活にも変化の波が押し寄せています。
その世界的物価上昇の押し寄せる波は住宅建築業界にも…。世界的に木材が品薄となった「ウッドショック」や「半導体不足」が深刻となっている中での、ロシアのウクライナ侵攻が、更なる暗い影を落としそうです。
特に現在も「ウッドショック」よる木材価格は高止まりの状態が続いており、今回の各国のロシアへの経済制裁のうち輸出規制強化措置により、さらなる材木不足を生じてしまうと予想され、品薄の中で少しでも量を確保するためには、今後の木材価格を再値上げをせざるを得ない状況になれば、国内の住宅価格の高騰は避けて通れないものと言えるでしょう。

▮物流システムの停滞

そして、世界的物価上昇の大きな要因のひとつである、エネルギー価格の上昇は海上輸送費の高騰とコンテナ不足からの輸送遅延など、両者は連動しているため、ますます国内の住宅建築材料で多く使用されている輸入木材の供給不足が起きてしまうことから、今後の住宅建築業界に与える影響は相当な大きさになりそうです。世界中の物流システムの混乱はとても深刻であり、想像以上に長期化すると予測しています。

今後の状況から、さらに深刻化することが予想されます。

▮今後の対応

当社といたしましては、引き続き、協力会社様と連携を取り、最新情報が入り次第、随時お知らせをしていきますが、これから住宅のご購入をご検討されている方やリフォームを検討されている方には今後の住宅市場価格、建築資材や住設の納期、建築工期について、可能な限りお話させていただきながらお客様のご負担をできるだけ少なくなるような住まいづくりのお手伝いをさせていただきたいと思っております。しかし、今後のロシアとウクライナの情勢の動向によっては、住宅業界全体への影響がますます厳しくなる可能性もあります。
最悪な事態とならないようできる限りの対策に努めながら事態の進展を待つしかありません。
お客様には、大変ご迷惑・ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご理解をいただきたくお願い申し上げます。

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