Ishida Blog 家づくりブログ

2018.07.24.Tue

室内の熱中症にも注意!~夏のお住まいの暑さ対策~

梅雨が明け、7月に入り夏の暑さ対策をする間もなく猛暑が続き、熱中症で亡くなられるニュースが相次いでいます。熱中症は甘くみてはいけませんね…。今年の夏は乗り切れるか心配です。皆様、水分補給と適度な休憩をしましょう。

夏

また、熱中症は外にいるときだけではなく、お家の中でも熱中症になることがあります。お家の中にいるからと油断しないよう快適に過ごしやすくするためのお住まいの暑さ対策を行いましょう。


夏の暑さ対策・・・遮熱・断熱性を高める


日差し対策で最も効果的なのが、「窓」です。お部屋が暑い原因の約7割が「窓」とされています。まずは、窓から入る日差しの遮光・断熱対策を行うことで、室温の上昇をかなり抑えることが出来ます。

熱が窓から

“ 遮熱をする „

遮熱とは、主に日射による放射熱の通過を防ぐことを言います。遮熱効果が高いガラスですと、光を遮ることなく遮熱ができます。既存の窓ガラスの交換することが難しい場合でも、遮熱効果があるガラスフィルムを貼ることで(※窓のタイプによってはフィルムを貼ることができない場合もあります。)約70%~90%ほどの熱を遮断する効果を得ることができます。                            

“断熱をする„

断熱とは、外部との熱の出入りを遮ることを言います。断熱効果のある窓ガラスにすることで、外気の熱が伝わりにくくなるので冷房効率が高まり、節電効果が期待できます。こちらもガラスフィルムを貼ることで効果を得ることができます。(※窓のタイプによってはフィルムを貼ることができない場合もあります。)

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“二重窓(内窓)にリフォームする„

二重窓(内窓)とは、既存の窓の内側にもう一枚窓を取付けたもののことを言います。既存窓との間に空気層が作られ、外から入り込む熱を遮断します。断熱効果が得られる他、防音・防犯・結露抑制効果も高まります。

さらに、日差しの遮断は窓の屋外側で行うと効果的です。

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“庇(ひさし)„で直射日光をカット

“庇„があるだけで、直射日光をほどよくシャットアウトし、室内の温度上昇を抑えることができます。

涼を感じる“すだれ„や“よしず„

“すだれ„は吊るすだけで直射日光や熱を遮ることができ、風通しもよいので最適です。

“よしず„はすだれと効果が同じで使用面積が広いため、より涼しく感じられます。また、すだれやよしずに霧吹きなどで水をかけることで、さらに温度を下げることができます。

もしかしたら、お住まいの環境によって、外から対策を行うことが難しい場合もあるかもしれません。
ただ、暑さ対策は外側から効率が良いということを、知るだけでこも損はないかと思います!

今回ご紹介しました住まいの暑さ対策を行うことで、室温を下げ、快適に過ごすことも大事ですが、身体が暑いと感じたら我慢せずに無理のない範囲で冷房の設定温度を下げるようにしましょう!

 

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